2007 キャデラック・エスカレード、エアバッグ警告灯点灯、エアバッグ・ワーニングランプ、B1019

🕔2021.10.4

2007 Cadillac Escalade
エアバッグ警告灯点灯
インフォメーション内に「SERVICE AIR BAG」表示
故障コードは
B1019:SDMシステムコンフィギュレーションエラー、不当なコンポーネントの取り付け

Tech2スキャナーでSIRエアバッグ関係のシステムコンフィギュレーションを確認します・・・・
異常な動作や状態は表示されません

SIRエアバッグシステムのコンポーネントは複数のセンサーをはじめの各種モジュール、スイッチ、ハーネス等、多数あり、故障コードに関連するデバイスを絞るためDTCの詳細を確認するとB1019 3Aのみになります。

このDTCに関連するデバイスは
・SDM(Sensing and Diagnostic Module:エアバッグ制御モジュール)
・PPS(Passenger PresenceSystem:助手席プレゼンスシステム)モジュール
・PPSインジケーター
・SDM、PPS関連のハーネス
特にPPSインジケーターがシステムから切断されていることがこのDTCの主の原因とのことなので・・・・

イグニッションON時にルーフセンターのPPSインジケーターが表示されていません。
Tech2スキャナー機能のIPC(インパネ・クラスター)イルミ点灯テストでもこのインジケーター表示が無いので

PPSインジケーターデバイスのコネクター部の電源電圧12VとGND接続はOK・・・
基板を手持ちで時々インジケーター点灯するので接触不良?
基板の再半田付けをすると

イルミ点灯テストですべて点灯OK!

実際の助手席着座でインジケーターのON/OFF表示切替やベルト警告表示の動作もOK!
エアバッグ警告灯は消灯し「SERVICE AIR BAG」表示もなくなりました。
記録されているDTCを消去して修理完了。