2013 カマロ、 A/T変速時の震動、修理、プレッシャー補正値リセット、ATF交換

🕔2021.7.29

2013 Chevrolet CAMARO、6.2L-SC、6L90(MYD)
低速走行中にA/T変速時の走行震動があり修理

GMファクトリースキャナーのGDS2を使い、故障コードの他に、車両走行データーや車両コントロールモジュールのアップデート情報を確認し、故障診断していきます。

PCM(エンジンコンピューター)やTCM(トランスミッションコントロ-ルモジュール)の故障コードやエラー履歴は何もありません

A/T変速時の走行震動はエンジン回転とTCCスリップデーターで確認できましたが、各ソレノイドの作動に異常は無いので・・・

PCMやTCMのプログラミング情報やGM Service Bulletin(サービス速報)も関連するものはありません。
走行距離、A/Tフルードの汚れ状況から・・・A/Tフィルター、ATFの交換とTCM内のプレッシャーソレノイドの補正値をリセットします。

圧送交換器をA/Tクーラーラインにつなぎ、A/Tフィルター交換し、内部ATFが新油と同等にきれいになるまでA/Tフルード温度を見ながら圧送交換します。

ZL1のためフルード温度のメーターがコンソール内やインフォメーションディスプレイに無いのでGDS2で確認し
30~50℃で、油量をオイルパンのレベルチェックドレンで微調整!

GDS2のTCMの設定/リセットメニューから「トランスミッション補正、プレッシャーリセット」を行い・・・
走行確認のライブデーターからスムーズな変速になったことがわかります。